■ 遠視と老視
|
||
遠視と老視を同じものと考えている方が、たくさんいらっしゃいます。 遠視は屈折の異常であり、老視は調節の異常です。 遠視でメガネを掛けていない人は、30代後半より近くが
見づらくなる場合があります。これは、老視と呼べるものではありません。 遠視を矯正するメガネをかけている人は、 一般的な45歳前後より、近くが見づらくなります。 この時が、老視の初期症状です。 |
||
■ 遠視の人の老眼鏡のレンズ
|
||
遠視の人の老眼鏡レンズは、遠視を矯正している凸レンズと 近くを見るために必要な凸レンズを足したものになります。 そのため遠視の人が使用する老眼鏡のレンズは、 同じ年齢の正視眼の人が使用する老眼鏡のレンズより遠視を 矯正している凸レンズ分だけ強いレンズが必要です。
遠視の人の老眼鏡 遠視を矯正している凸レンズの度数+近くを見るために必要な凸レンズの度数
正視の人の老眼鏡 |